悲しみや苦しみと
喜びや幸せは
重さと大きさが
同じ。
大きな悲しみや苦しみは
同じ重さと大きさの
喜びと幸せをもたらします。
同じ重さと大きさ・・・！
「愛する人と出会った時、
哀しみを同時に受け取る・・」
そして、
愛の喜びと同等の哀しみは
人間的な心の豊かさを育て、
人生の豊かさとなっていく・・・
人間は誕生の時から
喜びと哀しみ、
楽しみと苦しみなど
一緒に持って
生まれてきました。
愛は、同じ重さの愛しみ（哀しみ）
を、すでに内包しているのです。
それを体験しに
このように生まれてきたようですね。
悲しみを心の奥底に持って
生きることから
いたわりや
慈悲の心が宿り
命の営みを観て感じる深さが
その人の人生を豊かに熟成させます。
優しさ
美しさは
物の理を
ふくよかに
捉えられるようになり、
愛はそこから生まれます。
その
愛という字は、かなしとも読み、
哀しみを知ることは、
愛を知ること。
遠い魂の源は愛。
愛から生まれ、
愛を通して感謝で
生涯を終わりたい！
そう思い願っています。
愛に触れ、包まれていることを体感した時
ありがとう！と嬉しく叫びたくなりますね。
人生の中で、
幾度となく体験されていることでしょう。
愛の出会いは、大きな感謝！
愛する人
愛する友達
愛する生きとし生けるものたち
愛と感謝は同じ広場。
波動が同じです。
美しい波動ですね。
美しい波動を感知し、
人生の大きな気づきと経験が
魂を育てます。
美しい波動、
その波動に包まれていると
幸せ。
愛しきものが贈ってくれた
しあわせ。
生きることは
哀しみと喜びを知ることを通して
魂が成長していく道程・・・
愛の波動で
思いっきり生きていきましょう！
感謝と共に！
＊
若松英輔氏の『悲しみの秘儀』
